2024/05/01

Taiwan Today

外交

台湾と米国、共同で「国際大気環境モニタリング体験活動」を初開催

2016/06/23
行政院環境保護署と米国の環境保護庁が24日まで、タイで「国際大気環境モニタリング体験キャンプ」を開催している。(行政院環境保護署サイトより)

行政院環境保護署(日本の環境省に相当)と米国の環境保護庁が21日から24日まで、タイで「国際大気環境モニタリング体験キャンプ」を開催。中華民国(台湾)、米国、タイそれぞれの代表団、並びに中華民国の駐タイ台北経済文化弁事処(領事館に相当)の謝武樵代表(大使に相当)が開幕式であいさつした。台米の代表団は台湾の天主教暁明女子高級中学(=高校、台湾中部・台中市)、米国のMark Keppel高校(米カリフォルニア州アルハンブラ)の学生代表らで、同キャンプはタイの国立科学博物館と共同で実施。台米の学生代表が体験キャンプの活動内容を説明し、タイの学生たちが大気の品質のモニタリング活動を体験するのに協力する。同キャンプは、台湾と米国、及びその他アジア太平洋地域のパートナーたちが環境保護に向けて協力していることを示す。

行政院環境保護署は2014年、外交部(日本の外務省に相当)協力の下、米国環境保護庁と共に、「国際環境パートナーシッププログラム(International Environmental Partnership, IEP)を正式に始動した。同計画はシンプルなパートナーのコンセプトと多元的な協力方式を通じて、地域、そして世界各地で専門家による交流プラットフォームを築き、水銀汚染、大気と土壌の汚染、電気電子機器廃棄物、気候変動、環境教育など、各国に共通する環境面での議題について、学校、コミュニティ、国家の対応能力向上に努めるもの。そしてさらには、各地域、そして各国が協力して環境を改善した成果を積み上げていこうとしている。

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