蔡英文総統は28日(現地時間)、南米の国交樹立国、パラグアイ共和国を訪問した。蔡総統は、パラグアイ共和国のオラシオ・カルテス大統領から勲章を授けられ、同国との共同声明に署名したほか、両国の外交担当大臣による航空運輸協定の調印に立ち会った。
蔡総統は28日午前、パラグアイの大統領府へ赴き、カルテス大統領を表敬訪問した。パラグアイ大統領府前では、パラグアイ国軍儀仗兵による栄誉礼を受けた。
蔡総統はその後、カルテス大統領から勲章を授けられ、共同声明に署名した。また、両国の外交担当大臣による航空運輸協定の調印に立ち会った。
これが終わると蔡総統は国会議事堂へ向かい、Mario Abdo Benítez議長と会見した後、国会で演説を行った。正午はカルテス大統領が主催する昼食会に出席し、午後は中華民国大使館の新館除幕式に参加。地元と海外のメディアの取材を受けた後、国際仏光会パラグアイ協会や台湾仏教慈済基金会パラグアイ連絡事務所の代表など、台湾の宗教関係者と会見。夜には晩餐会を開き、現地の華僑団体の代表を歓待した。