2024/04/29

Taiwan Today

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謝駐日代表、台湾と日本の科学技術交流に期待

2016/07/04
台北駐日経済文化代表処(日本における中華民国大使館に相当)の謝長廷代表(大使)は3日、中国工程師学会の日本支部で、日本在住の台湾出身エンジニアを中心に活動する「台湾科学技術協会」の夏季講演懇談会及び会員大会に出席し、「日本の科学技術の専門家との交流を深め、台湾の科学技術発展につなげることを期待する」と述べた。(中央社)

中国工程師学会(Chinese Institute of Engineers、台湾北部・台北市)の日本支部で、日本在住の台湾出身エンジニアを中心に活動する「台湾科学技術協会(日本・神奈川県)」は3日、東京都内において夏季講演懇談会及び会員大会を開催した。台北駐日経済文化代表処(日本における中華民国大使館に相当)の謝長廷代表(大使)が同協会の招きを受けて出席した。謝代表は挨拶で、「日本の科学技術の専門家との交流を深め、台湾の科学技術発展につなげることを期待する」と述べた。

謝代表はまた、「台湾科学技術協会」は台湾と日本の科学技術分野における交流で重要な役割を果たしていると指摘。同協会は、日本の各分野の専門家を招へいし、台湾で長年「中日工程技術研討会(シンポジウム)」を開催しており、台湾の基礎産業の向上や技術革新、学術交流などの領域で、大きな貢献をしていると説明した。

「台湾科学技術協会」の徳山喜政理事長(東京工芸大学教授)によると、同協会は産官学と民間が協力する組織で、台湾と日本の技術交流のために重要なプラットフォームを提供している。今後は蔡英文総統が提唱する「五大イノベーション産業(グリーンテクノロジー産業、アジアのシリコンバレー計画、バイオ医療産業、国防産業、スマート機械産業)」関連の議題について、台湾と日本の科学技術の交流や協力を強化する方針。

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