2024/05/06

Taiwan Today

経済

台湾のインターネット環境、世界16位=英調査

2017/05/15
政府が整備する無料WiFiのiTaiwan、台湾各地に無料WiFiスポットが設置され、観光客にも便利で大評判だ。(中華民国行政院サイトより)
英国の経済誌「エコノミスト」の調査部門、EIU(エコノミスト・インテリジェンス・ユニット)が発表した、インターネット環境の調査、インクルーシブ・インターネット・インデックス(Inclusive Internet Index)ランキングで中華民国(台湾)は16位だった。
 
EIUはこのほど、初めて同ランキングを発表、調査の対象は75か国・地域。各国・地域のインターネット環境とデジタルインクルージョン(デジタル技術がまるで「空気」や「水」のように人々に受け入れられる社会の実現)の進み具合を評価し、デジタルインクルージョンを促進する重要な要素をまとめ、政府が関連政策を策定する際の参考となるよう提案している。
 
同ランキングは、インターネットの可用性、負担の可能性、地域との関連性、整備度の4指標を柱に46の評価項目がある。中華民国(台湾)は、46項目のうち3項目で1位、そのほか17項目でも上位に選ばれた。
 
行政院(内閣)科技会報オフィスによると、中華民国(台湾)は、「女性世帯のインターネット普及率」、「固定 ブロードバンドの平均遅延時間」、「モバイルブロードバンドの平均遅延時間」などの指標で1 位だった。
 
EIUの発表した同ランキングから台湾のインターネット環境は男女平等で、国際的にも評価されていることがうかがえる。EIUはさらに、調査報告の中で「台湾、スペイン、英国などの先進国家では女性のインターネット使用の普及に最大限の努力をしている」と強調している。
 
また、インターネットバンキングのサービス提供、政府によるWiFiサービスの利便性、インターネットと地域との関連性、国家ブロードバンド戦略、デジタルインクルージョン戦略、3Gサービスエリアの範囲など17項目で台湾が優秀ランクと評価された。

ランキング

新着