2024/05/05

Taiwan Today

経済

ビジネス環境、台湾は15位=世銀レポート

2017/11/01
世界銀行が10月31日に発表した「ビジネス環境の現状2018」で、台湾は80.07ポイントの15位となり、昨年から4ランク後退、アジア太平洋地域では6位だった。(台北市政府観光伝播局サイトより)
世界銀行(World Bank)は10月31日、「ビジネス環境の現状2018(Doing Business 2018)」報告書を発表した。
 
「雇用創出のための改革(Reforming to Create Jobs)」と題された2018年版の報告書は、190か国・地域を対象に、ビジネスのしやすさを10項目の指標から分析、満点は100ポイントとなる。
 
台湾は80.07ポイントで、総合順位は15位となり、昨年から4ランク後退した。アジア太平洋地域では6位だった。
 
台湾は、指標となる10項目のうち、3項目が前年より上昇した。そのうち、「クロスボーダー取引」(昨年68位)と「契約執行」(同14位)はそれぞれ55位と10位に上昇した。そのほか、昨年も成長がみられた「事業設立」は今年も前年比3ランクアップで16位となった。
 
10項目のうち台湾が最も優れている「電力事情」は今年も3位と好成績だったが、昨年よりは1ランク後退した。
 
そのほか、「建設許可取得」と「不動産登記」は、昨年にはわずか及ばず、それぞれ4位と18位だった。
 
また「資金調達」は10項目の中で台湾が最も不得手とする指標で、前年比28ランク下落の90位だった。「少数株主保護」と「破綻処理」は、ともに同2ランク下落、「納税環境」は、同26ランク下落の50位だった。

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