2024/05/08

Taiwan Today

経済

日本のグッドデザイン・ベスト100に台湾から4作品

2012/11/23
「大同電鍋50周年クラシック記念バージョン」(右)とその限定パッケージ(左)が日本のグッドデザイン・ベスト100に選ばれた。(台北市政府サイトより)

日本の「グッドデザイン賞受賞発表展」が23日から25日まで、日本・東京の東京ビッグサイトで開かれている。台湾の奇想創造事業株式会社(GIXIA Group Co.)及び華碩電脳株式会社(Asustek Computer Inc.)はそれぞれ2点の作品がグッドデザイン・ベスト100に選ばれた。

GIXIA Groupは、「大同電鍋(電気釜)50周年クラシック記念バージョン」及び「大同電鍋50周年限定記念バージョンパッケージ」で受賞。審査員はこの電気釜について、50年以上前の東芝製炊飯器を進化させ、異なる調理器としての地位を確立、オリジナルの良さを現代に通用するデザインに仕上げていると評価、また、一体成形のパッケージは再生パルプを使用しており、製品保護の本来の役割を果たすと共に、形で製品を表したことでプロモーション効果もあげていると絶賛した。

Asustek Computerはノートブックパソコンの「Asus BU400」及びパソコンのマザーボード「ROG Maximus V Formula Motherboard」がグッドデザイン・ベスト100に選出された。同社では、受賞対象のノートブックパソコンは操作と外観がシンプルでユーザーフレンドリーである上、優雅なデザインだとしている。また、マザーボードに対する審査員の評価は、「高級スポーツカーのエンジンルームを連想させる高性能感覚溢れるハイスペックPCのマザーボード」というもの。

55年の歴史を持つグッドデザイン賞は世界四大工業デザイン賞の一つで、日本で最も歴史的地位のあるデザイン大賞。今年は702社から3132件の作品がエントリー、審査の結果、1108件がグッドデザイン賞を受けた。グッドデザイン・ベスト100は今年のグッドデザイン賞受賞作品から選ばれ、特別賞の候補となる。

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