Taiwan Today

行政院農業委員会（農委会）は7日、中国大陸資本は台湾農産物の卸売市場における中間業者や小売業となるべく申請を行うことは可能だが、卸売市場に投資することは出来ないため、台湾の農産物の卸売市場を独占することは不可能だと説明した。

農委会はまた、「台湾海峡両岸サービス貿易協議（協定）」では、中国大陸資本が倉庫業に投資する場合の出資比率は50％を超えてはいけないことが明記されており、中国大陸資本が倉庫業を支配する事態は起きないと述べた。

農委会では、台湾での物流に関する業種に投資する中国大陸資本はその他の外資と同様に、台湾の農産物により多様な販売と輸送サービスを提供することになり、台湾の農産物の貯蔵や輸出に有利に働くものと期待した。