2024/05/05

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経済

オンライン第三者預託サービスを9月にも開始へ=金管会

2013/08/12
行政院金融監督管理委員会は、プリペイド方式の決済代行サービス推進に合わせ、今月末までに法令改正などを済ませる。(経済部商業司サイトより)

行政院金融監督管理委員会(金管会)は、プリペイド方式の決済代行サービス「オンライン・エスクロー(第三者預託)決済口座」メカニズムの推進に合わせ、今月末までに法令改正と中華民国銀行公会の標準作業手順の内容審査を済ませる方針を明らかにした。同時に銀行公会に自律規範の調整を依頼し、9月にはエスクローサービス業者と銀行が協力してオンラインチャージサービスの提供を始める予定だと表明した。

金管会はさらに、銀行公会に対し、同メカニズムの推進状況を注意深く見守り、適宜検討や内容調整を行いながら、消費者の権益確保にも努め、マネーロンダリング防止および電子商取引の規模拡大といったニーズにも対応するよう要求するとしている。

「オンライン・エスクロー決済口座」メカニズムの関連サービスの迅速な開始に向け、金管会は先ごろ説明会を開き、銀行公会がチャージ口座の定義や、エスクローサービス業者との協力の枠組み、チャージ取引の流れ、オンライン口座開設審査作業、口座の種類と限度額、支払いと引き出しの流れ、プラットフォームの協力契約といった事項について報告をまとめたと表明した。

説明会では業者から「まず試行し定期的に検討」、「エスクローサービスの定義を明確に」、「業者と銀行の間の協力と競争の境界を明らかに」、「銀行の契約履行の保証と全て預託する際の実務作業基準の検討」といった質問や要望があり、金管会および銀行公会は前向きでオープンな姿勢で説明と対応に臨んだ。

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