経済部は9月中に2度にわたり大型投資誘致イベントを開催する。まず18日には海外展開する台湾系企業のUターン投資を促進する「2013年台湾系企業による台湾投資サミット」を、続いて30日には海外企業による対台湾投資の誘致イベント「2013台湾投資サミット」を行う。
18日の「2013年台湾系企業による台湾投資サミット」は、「台湾の強みを結集、台湾系企業の奇跡を再び」を主軸に、「サミットフォーラム」、「イノベーションと技術高度化説明会」、「投資ビジネスチャンス説明会」といったさまざまな議題を通じて、台湾系企業に向け、台湾の投資環境における好条件を活用できるよう、企業の戦略的展開を後押しする。また、自由経済モデルエリアの計画とスケジュールについても説明する。
30日の「台湾投資サミット」は、「イノベーションによる付加価値の実現、飛躍する台湾」を柱に、午前は半導体製造設備メーカー世界大手、オランダのASML社と、国際物流大手、日本の近鉄エクスプレスなどの多国籍企業の幹部から、台湾事業の成功の経験を紹介する。午後の議題は4大産業（設備・材料製造業、バイオ医薬産業、クラウドコンピューティングによるクリエイティブコンテンツ産業、流通サービス業）を中心とする。
また、会場の外に各県・市の政府と自由経済モデルエリアに関連する機関がブースを設け、外国企業からの投資についての問い合わせに対応する。
「2013台湾投資サミット」の詳細や参加申し込み方法は、公式サイト（http://www.digitimes.com.tw/seminar/dois_20130930.htm、日本語・英語・中国語）で紹介している。また、電話（02-8712-8866内線319）でも参加を受け付ける。