2024/04/28

Taiwan Today

経済

サービス業の研究開発費、2012年は前年比18.2%成長

2013/10/16
台湾の2012年のサービス業の研究開発費は、前年比18.2%増加し、成長幅がシンガポールに次いで世界2位だった。(経済部商業司サイトより)

経済協力開発機構(OECD)の購買力平価に基づき算出した、2012年の世界各国のサービス業の研究開発費の比較によると、台湾は前年比18.2%増加し、成長幅がシンガポールに次いで世界2位だった。

各国のサービス業の研究開発費が、企業の研究開発費の総計に占める割合をみると、シンガポールが52.2%で世界トップ、次いで米国28.0%、韓国8.8%、台湾7.6%が続いた。

また、サービス業の研究開発費がサービス業のGDP(国内総生産)に占める比率を見ると、シンガポールは1%を突破し他国をリード、米国は0.8%で2位だった。台湾は0.26%で、2007年の0.18%に比べ0.08ポイント拡大した。

サービス業を業種別に分けると、研究開発費が多いのは、情報通信・報道・専門、科学、技術、総務およびサポートサービス業といった業種に集中し、合わせて72%以上に達した。宿泊および飲食業、不動産業は少なく1%に満たなかった。このことから、知識集約型のサービス業が研究開発を軸としていることが明らかである。

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