2024/05/03

Taiwan Today

経済

中華経済研究院、今年の経済成長率を2.01%に下方修正

2013/10/16
中華経済研究院が今年の経済成長率予測値を下方修正。(中央社ニュースサイトより)

シンクタンクの財団法人中華経済研究院は15日、最新の経済見通しを発表、中華民国(台湾)の今年の経済成長率(実質国内総生産GDP成長率)予測値を2.01%に下方修正した。来年の成長率は3.21%と予測。

同研究院は今年第3四半期の経済成長率を、第2四半期の2.49%より低い約2.08%と予想。また、第3四半期では特に、GDPデフレーターの増加率がマイナス0.66%、卸売物価指数(WPI)上昇率がマイナス2.61%、消費者物価指数(CPI)上昇率は0.03%で、中華民国はデフレに直面していると指摘した。同研究院は第4四半期の経済成長率を、第3四半期(2.08%)よりさらに低い1.86%と予想している。

また、今年通年のGDPデフレーター増加率は0.09%、WPI上昇率はマイナス1.94%、CPI上昇率は0.96%と予測。

2014年の台湾元の為替レートは、今年第4四半期の1米ドルに対して29.47台湾元から29.66台湾元への「元安」を予想。来年の物価水準については、GDPデフレーター増加率は0.59%、WPI上昇率は2.62%、CPI上昇率は1.66%でデフレの状況は改善されると予想した。

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