2024/05/06

Taiwan Today

経済

日本企業6社、台湾IT産業「国際優良パートナー」に選出

2013/11/28
経済部は27日、で台湾のIT産業において発展やモデルチェンジの促進に貢献した外資系企業を表彰した。(行政院労働者委員会サイトより)

経済部(日本の経済産業省に相当)は27日、台湾の情報技術(IT)産業における外資系企業の貢献を表彰するため、「2013年電子情報国際パートナー業績優秀企業授賞式および感謝レセプション」を台湾北部の台北市で開催した。台湾のIT産業の発展やモデルチェンジを促したとして、「技術付加価値拡大パートナー」、「ソフトウェアインテグレーションパートナー」、「グリーンシステムパートナー」、「戦略スポットライトパートナー」、「多元的イノベーションパートナー」、「市場拡大パートナー」の6分野で、20の賞が外資系企業18社に贈られた。

うち、日本企業は6社が受賞。台湾企業との研究開発協力や台湾におけるR&Dの設立で大きな貢献があった「技術付加価値拡大パートナー」にTDK、台湾IT産業のソフトウェアおよびシステムインテグレーションの競争力向上に貢献した「ソフトウェアインテグレーションパートナー」にTOKAIホールディングス、台湾のグリーンシステム産業の構築と発信に貢献した「グリーンシステムパートナー」に日立とパナソニック、戦略を台湾の政策に合致させ、産業構造の最適化と企業の付加価値向上に貢献した「戦略スポットライトパートナー」に講談社、台湾企業の画期的なサービスやイノベーション人材育成に貢献した「多元的イノベーションパートナー」にソニーがそれぞれ選ばれた。

財団法人資訊工業策進会(III)産業情報研究所(MIC)の調査によると、外資系IT企業による台湾での調達額は今年、917億米ドル近くに達し、10年前(2003)年の485億米ドルから2倍近くに成長した。このほか、MICによると、2013年の台湾のITハードウェア産業の内外での生産額は1,342億米ドルを突破すると推計されている。

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