2024/05/06

Taiwan Today

経済

29日に「投資博覧会・イノベーションと投資経験共有会」

2013/11/28
中小企業とベンチャーキャピタルの交流プラットフォーム構築に向けて、経済部は「投資博覧会及びイノベーションと投資の経験共有会」を開く。(経済部中小企業処サイトより)

中小企業とベンチャーキャピタルの交流プラットフォーム構築に向けて、経済部(日本の経産省に相当)中小企業処は29日、台北市内において「2013年中小企業投資博覧会及びイノベーションと投資の経験共有会」を開催する。

29日午前には、重要な企業経営者を複数招いて「投資サミット」を開催。「企業投資と価値の創造」をテーマに、企業の価値を高めてきた経験と考え方を分かち合う。午後には企業経営者と投資家が「企業の価値の創造と維持をいかになすか」について討論、異なる立場からの意見を通じて貴重な見解をまとめる。最後は「企業経営座談会」が行われる。

過去10年来、政府は中小企業発展基金と国家発展基金を運用して235社以上に投資。政府が投じた資金は62億台湾元(約213億日本円)を超え、民間による投資55億台湾元(約189億日本円)以上ももたらした。これらの投資を経て、すでに48社が「興櫃」(エマージング市場公開)及び店頭登録や上場を果たしている。そのうち、家登精密工業株式会社は従来のCNC(コンピューター数値制御)モジュール製造業から、ハイテクの半導体ウェハー搬送ソリューションのサービス業者へと変身、世界で二社のみ、台湾では初の18インチウェハの搬送ソリューション認証を取得した。2011年8月には店頭登録し、取引先にはTSMC(台湾積体電路製造)やインテルなど世界的な大手企業が並ぶ。また、華研国際音楽株式会社は台湾で最も多くの芸能人と専属契約をしており、音楽、映画、ドラマ、司会、キャンペーンやCMのキャラクターなどの分野をカバー。同社は政府が発展の重点とする、サービス業における革新的デジタル音楽コンテンツサービスの代表格となっている。投資を経て、2012年10月に「興櫃」、今年年末までには店頭登録する予定。

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