2024/05/05

Taiwan Today

経済

台湾の太陽熱利用システム普及率3.65%、密度で世界5位

2014/03/14
台湾では未来の再生エネルギーの主力として、太陽光発電と風力発電の発展に力を入れている。(国家体育場サイトより)

台湾における再生エネルギー発電装置の発電能力は2013年までの累計で3828メガワットで、年間発電量は117億キロワットアワー。一年に二酸化炭素の排出量を620万トン減らせるまでになっている。また、熱利用の面では、太陽熱利用システムの設置面積が2013年末には237万平方メートル、家庭普及率3.65%となり、設置密度で世界5位。さらには世界で二番目に、道路の信号機をすべてLED化している。政府は今後、街路灯のLED化を進めていく。

馬英九総統は13日、「2014年エコプロダクツ国際展」(EPIF)のレセプションに出席し、グリーン政策は世界経済の成長を刺激する新たな原動力だと指摘した。政府は今年1月に、2030年の再生エネルギー目標を従来の1万2502メガワットから、1万3750メガワットに引き上げると共に、太陽光発電と風力発電を主要な発展項目に定めている。

政府は再生エネルギーの効果的な発展とその加速に向けて、これまでに「洋上風力発電システムモデル奨励方法」、「経済部による太陽エネルギーコミュニティ推進補助要点」、「地熱発電システムモデル奨励方法」、「経済部によるバイオガス発電システム普及計画補助作業要点」及び「小型風力発電システムモデル奨励方法」など、再生エネルギー推進に関する各種奨励措置を定めている他、主力として推進する再生エネルギーについても専門の推進オフィスを設けている。

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