経済部（日本の経済産業省に相当）国際貿易局によると、6月の輸出額は前年同月比1.2％増の268億米ドルに達した。依然好調なコンシューマー向け電子製品とハンドヘルドモバイルデバイスに支えられた。輸入は同7.5％増の249億1,000万米ドルだった。
同局によると、6月の輸出入はともに増加。ただ、輸出では鉱産品や光学器材、情報通信（IT）製品が減少したことを受けて、全体では小幅の増加にとどまった。今年上半期の累計では、輸出が前年同期比2.0％増の1,533億8,000万米ドル、輸入が同1.1％増の1,372億1,000万米ドルだった。
上半期の輸出を仕向け地別でみると、主な輸出先はすべて前年同期比で増加した。増加幅をみると、米国が6.5％で最大、次いで欧州が6.3％、中国大陸（香港含む）が2.8％だった。東南アジア諸国連合（ASEAN）主要6カ国は0.1％の微増だった。