財団法人資訊工業策進会産業情報研究所（MIC）が実施した、台湾でインターネットを利用する消費者に対する「インターネットの口コミサイト需要」調査で、81％もの消費者が、事前にインターネット上での口コミによる情報を検索していることがわかった。
さらに、MICが消費者に対して行った「口コミ情報源の信頼度」調査の結果では、8割近くの消費者が「家族や友達の体験（77.7％）」を最も信頼していることがわかった。次いで「ソーシャルネットワーキングサイトでの友達の体験（44.8％）」が多かった。「有名人による推薦」に対する信頼度は12.2％と「著名なユーザーやブロガー」の24.1％には及ばなかった。
また商品別では、8割以上の消費者がコンピュータなどの3C製品（82.7％）についてインターネットコミュニティで口コミ情報を検索していることがわかった。次いで、グルメ（61.3％）、旅行（49.1％）、美容・化粧品（38.8％）家電（36％）と続いた。男女別にみると、男性は3C製品、女性はグルメに対する口コミ情報のニーズが最も高かった。