経済部(日本の経済産業省に相当)の5日発表によると、台湾の太陽電池産業は2014年、上半期には市場からの需要が強く、生産現場では稼働率が高水準を維持、下半期には業者が積極的に輸出市場の開拓に取り組んだため、生産額が1~10月累計で1,318億台湾元(約4,874億日本円)と前(2013)年通年を超え、2014年通年では再び1,500億台湾元(約5,547億日本円)に達する見通しだ。
台湾の太陽電池製品は海外を主な市場とし、輸出率は8~9割に達する。仕向先を国・地域別で見ると、2014年1~11月では中国大陸が全体の37.1%で最多、次いで日本が20.2%、ドイツが7.3%だった。