2024/05/06

Taiwan Today

経済

原子力委員会、離島の澎湖で次世代送電網の整備へ

2015/01/30
行政院原子力委員会原子力研究所の林金福副所長らは29日、離島の澎湖県で推進するスマートグリッド(次世代送電網)整備について説明を行った。(澎湖県政府サイトより)

行政院原子力委員会(原能会)原子力研究所の林金福副所長ら一行は29日午後、離島の澎湖県政府を訪れ、離島でのスマートグリッド(次世代送電網)整備について説明を行った。

林副所長は、原子力研究所が推進するスマートグリッドは、長距離送電に伴う電力のロス、および送電網の負荷を低減することで、送電網や関連設備の耐用年数を引き伸ばすことが期待できると指摘した。林副所長はまた、技術移転にも前向きで、地方政府の新しいテクノロジーの導入に協力し、ともにスマートグリッドの新たな局面を切り開こうと述べた。

スマートグリッドとは、人工知能を備えた送電網で、情報、通信、自動化技術を通じ、リアルタイムの電力需給に基づく送電調整を取りまとめ、最適化された省エネルギー電力管理を実現するもの。

ランキング

新着