2024/04/30

Taiwan Today

経済

華僑・外国資本の対台湾投資件数、Q1は前年比10.35%増

2015/04/21
日本の日立化成株式会社は台湾に積極的に投資。2013年には台湾南部の南部サイエンスパーク台南園区で新工場を完成させた。(台湾投資ポータルサイトより)

2015年1月から3月までに認可された華僑・外国資本の対台湾投資件数は前年同期比10.35%増の853件だった。投資・増資額は同48.19%増の12億3550万3000米ドル。金額ベースで前年比増となったのは、日本の日立化成株式会社が4755万米ドルを台湾神戸電池株式会社に投資するなどの大型投資案件が主な原因。今年第1四半期における華僑・外国資本の対台湾投資は件数と金額のいずれも増えた他、その増加幅も拡大傾向で、華僑と外国人が台湾の経済を強気にとらえ、投資を継続していることが示された。

今年第1四半期に認可された中国大陸資本の対台湾投資件数は前年同期と同レベルの34件。投資・増資額は1998万2000米ドルで、前年比56.64%増えた。2009年6月30日に中国大陸資本の対台湾投資を解禁して以来、認可された投資件数は累計で653件、投資・増資額は12億1913万1000米ドルとなった。

台湾の対外投資で第1四半期に認可された件数は114件で前年同期と比べて6.56%の減少。投資・増資額は23億1954万6000米ドルで同84.63%増えた。第1四半期に認可された台湾の対中国大陸投資件数は前年同期比11.90%減の74件。投資・増資額は同17.60%減の23億2573万9000米ドルだった。

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