中華民国対外貿易発展協会（TAITRA）の梁国新董事長は19日、日本の東京で日本貿易振興機構（JETRO）の石毛博行理事長と会談した。梁董事長が日本を訪れるのは昨年9月の就任以来初めて。2人は世界経済の発展や地域経済統合、台日双方の通商状況といった議題をめぐり踏み込んだ意見交換を行った。
梁董事長はまた、TAITRAの黄文栄秘書長および関連部門の責任者とともに20日、栃木県で開かれた「第9回TAITRA-JETRO連席（合同）会議」に出席した。今回はこの会議が始まって以来初めて、日本の地方都市が開催地となった。台日間では主に、地方産業の振興や、地方の経済発展支援、いかに産業を支援し輸出を促進するかの手法について話し合った。
またTAITRAとJETROの間では、見本市や市場調査、台日企業による東南アジアなど新興市場における流通協力などについて、双方にメリットのある具体的な協力方策に関する提案などが行われた。