イギリスの「フィナンシャル・タイムズ」グループが今月、2015/16年版の「アジア太平洋地域の都市の将来性に関するランキング」を発表。評価対象となった163都市の中で、台湾北部の台北市は前回の6位から、シンガポール、日本に次ぐ3位に上昇した。同地域における「中型都市」ではトップだった。
台北市の「経済成長性（economic potential）」は東京に次ぐ2位、「ビジネスの利便性（business friendliness）は4位で、「中型都市」としてはいずれもトップだった。
この調査は隔年で実施される。国内総生産及び外国からの直接投資件数などの「経済成長性」、インターネットの通信速度や道路・鉄道の質などの「インフラ」、「外資の対内直接投資（FDI）呼び込み戦略」、「投資効果」、「ビジネスの利便性」、「人的資源及び生活のクオリティ」の6項目で各都市を評価したもの。