2024/05/02

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経済

小売業と飲食業、昨年は売上高がともに過去最高に

2016/01/26
経済部の22日発表によると、小売業と飲食業の売上高は昨年、ともに過去最高を記録した。写真は旧正月のため年越し用品を求める入場者でにぎわう年越し用品の展示即売会で。(中華民国対外貿易発展協会提供、中央社)

経済部(日本の経済産業省に相当)は22日、昨年の小売業と飲食業などの売上高を発表した。小売業は前年比0.3%増の4兆199億台湾元(約13兆9,919億日本円)、飲食業は同2.7%増の4,241億台湾元(約1兆4,762億日本円)で、ともに過去最高を記録した。

同部は22日、卸売業、小売業、飲食業について、昨年12月と昨年通年の売上高統計を発表した。卸売業の12月売上高は前年同月比4.9%減少。主因は機械・器具の販売代理で日本からの調達が減少したことに加え、建材で鉄鋼の国際価格が振るわなかったこととみられる。通年では前年比3.9%減少し、過去3年で初めてのマイナス成長となった。

小売業について経済部は、原油価格の下落が続いていることで、燃料で前年同月比0.2%減となったと指摘。一方、全体では通年売上高が4兆199億台湾元と過去最高を記録したが、伸びは前年比0.3%増と微幅にとどまった。

また飲食業は、百貨店での利用客が拡大したことや、クリスマスおよび年越しの会食を商機とし、12月売上高が前年同月比2%増、通年では前年比2.7%増の4,241億台湾元となり、小売業と同じく過去最高を記録した。

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