2024/05/04

Taiwan Today

経済

NCC、2015年の固定回線通信速度計測結果を公表

2016/03/31
台湾における固定回線の通信速度は向上しており、各業者の宣伝にも虚偽は無い。(労働部労働力発展署サイトより)

国家通訊(通信)伝播委員会(NCC、日本の省レベルに相当)が30日、2015年度「固定回線のブロードバンド通信速度と分析」の計測結果を公表した。全国22県・市における家庭用固定回線でインターネットを利用する場合の下り(ダウンロード)平均速度は39.1Mbpsで、上り(アップロード)は14.8Mbpsだった。2014年度と比較して、下りで12.68%、上りで18.4%向上した。2012年以降、全国の家庭用固定回線の下り平均速度は15.2Mbpsから39.1Mbpsへと加速。上りはさらに、3.0Mbpsから14.8Mbpsへと速くなった。

NCCによると、この調査は財団法人電信技術センター(TTC)に委託し、各家庭に計測器を取り付けて調査したもので、それぞれが使用するインターネット接続装置の性能差による影響を排除し、高精度の計測を実現している。2015年度の計測結果は、中華民国(台湾)の各業者が宣伝している固定回線の通信速度はほぼ100%正確で、通信速度が大変安定していることを示すということ。

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