2024/05/02

Taiwan Today

経済

特許出願、今年Q2のトップは鴻海

2016/07/29
経済部智慧財産局(日本の特許庁に相当)は28日、今年第2四半期(2016年4月~6月)における台湾法人による発明特許出願件数を発表した。それによると、台湾の電子機器受託製造大手、鴻海精密工業(ホンハイ)が128件で2四半期ぶりにトップに返り咲いた。写真はあるコネクタメーカーの様子。(外交部国際伝播司)

経済部智慧財産局(日本の特許庁に相当)は28日、今年第2四半期(2016年4月~6月)における台湾法人による発明特許出願件数を発表した。それによると、台湾の電子機器受託製造大手、鴻海精密工業(ホンハイ)が128件で2四半期ぶりにトップに返り咲いた。2位になったのはパソコンメーカーの宏碁(エイサー)と液晶パネル大手の友達光電(AUO)で同じく59件だった。

智慧財産局の最新発表によると、2016年第2四半期における発明特許、実用新案、意匠の3種類のパテント出願件数は合計1万7,845件で昨年同期比1.82%減少した。出願件数の減少はこれで13四半期連続となり、過去最長を更新。但し、減少幅は今年第1四半期の3.32%に比べると縮小した。

智慧財産局の統計によると、今年上期(2016年1~6月)におけるパテント認可件数は3万8,851件で、昨年同期比2.14%増加した。内訳は発明特許が7.01%増加、意匠が11.49%増加で、実用新案は11.07%の減少。

そのうち発明特許の認可件数が多かった台湾法人は、鴻海精密工業がトップで352件、2位以下は財団法人工業技術研究院(ITRI、348件)、友達光電(316件)、半導体ウエハファンドリ大手の台湾積体電路製造(TSMC、304件)、ICTメーカーの緯創資通(ウィストロン、291件)だった。

外国法人では日本の株式会社半導体エネルギー研究所が427件でトップ。続いて米インテル(411件)、日本の東京エレクトロン株式会社(232件)、米アップル(218件)、米クアルコム(201件)の順。

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