2024/05/05

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経済

台湾学生が国際ジュニア物理学選手権で金メダル

2016/08/18
ロシアで開催された国際ジュニア物理学選手権に参加した台湾代表チームは、初の金メダルを獲得、参加した5対戦すべてにおいて好成績を収めた。(中央社)

国立台湾師範大学(台湾北部・台北市)物理学科の徐鏞元助理教授(Assistant Professor、講師の上にある職階)は、台湾の代表チームを引率して、国際ジュニア物理学選手権(International Young Physicists' Tournament、IYPT)に参加した。台湾の代表チームは、参加した5対戦すべてにおいて好成績を収め、ドイツ、シンガポール、スイスと並んで初の金メダルも獲得した。

IYPTは、ディベート方式で物理学を討議するもの。3チームが順番に肯定、否定、ジャッジを担当、競技はすべて英語で行われる。最後に審査員がチームの成績を決定する。参加学生は、物理的な思考能力を備えているだけでなく、実証能力や英語でのコミュニケーション能力も問われる。IYPTの主催団体は毎年、17のテーマを公表し、参加学生は公表されたテーマから問題解明の手がかりを追い、対戦相手と審査員を説き伏せる研究成果を探らなくてはならない。

国立台湾師範大学によると、今年のIYPTはロシアで開催され、29か国・地域から150名が参加した。台湾の代表チームを引率したのは、同大学物理学科の徐鏞元助理教授で、チームのメンバーは、基督教協同高級中学(高校、台湾中南部・嘉義県)の賴星屹さん、邱禾さん、林莉祺さん、国立科学工業園区実験高級中学(台湾北西部・新竹市)の白靖遠さん、高雄市立高雄高級中学(台湾南部・高雄市)の黄彦允さんの5人。

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