蔡英文総統は24日、「スマートディスプレイ及びタッチパネル見本市」（台湾北部・台北市南港区）を参観し、「ディスプレイ産業は第三次産業革命に合致するもので、政府の関連省庁は今後、この産業への投資を加速する。スマートマシンとスマートディスプレイ産業を連結させ、産業の競争力を高めていきたい」と挨拶した。
蔡総統はまた、中華民国政府は引き続き、ディスプレイ産業の発展にフレンドリーな環境作りに努め、その競争力を高め、投資を加速し、製造工場のスマート化を図っていきたいと述べた。
さらに、台湾のディスプレイ産業は多くの関連人材を抱えると同時に、大量の雇用機会も創出しており、社会的責任を負っていると指摘。「グローバル競争に備え、台湾は技術革新を続け、より大きな責任感を持たなければならない。従業員の小さな一歩は、産業にとっての大きな一歩につながる」と述べた。