経済部（日本の経産省に相当）中小企業処が発表した2015年の調査結果によると、中小企業の雇用者は60歳以下が84.04％を占めた。また、学歴は様々だった。一方、大企業の雇用者は60歳以上が約41.53％で、70％以上が大卒以上の学歴を持っている。
中小企業処がこのほど発表した「2016年中小企業白書」によれば、2015年における中小企業の雇用者は約44万9,000人で、前年比1.71％減。大企業の雇用者は2,240人。前年比で63.77％の大幅増だった。
年齢と学歴分布を見た場合、中小企業の雇用者の年齢は大企業の雇用者と比べてだいたい若く、学歴分布も広い。中小企業の雇用者で60歳以下が占める割合は84.04％であるのに対し、大企業の雇用者は60歳以上が約41.53％を占めており、中小企業の雇用者が相対的に若いことが明らか。
一方、学歴の部分では中小企業の雇用者の分布は幅広い。そのうち「高級職業学校（高等職業学校）」の卒業者の割合が比較的高く、約26.91％を占める。次いで「専科学校（日本の高等専門学校に類似。5年制と2年制がある）」卒の19.84％。大卒はそれに続いて16.68％。大企業の雇用者は70％以上が大卒及びそれ以上の学歴に集中し、約73.92％を占める。