モバイル決済の時代がやってきた。まもなく米アップルの「Apple Pay」が台湾でサービスの提供を開始するが、現在、台湾では6つのモバイル決済ソフトが存在しており、米Googleが提供する携帯情報端末向けプラットフォーム「Android」だけでなくアップルの「iOS」にも対応している。また、「Yahoo超好付」以外は、あらゆるクレジットカードに対応している。
台湾では年内にも「Apple Pay」、「Samsung Pay(韓国サムスン)」及び「Android Pay(米Google)」など海外のモバイル決済サービスの提供が始まると見られている。しかし、台湾ではすでに二次元バーコードをスキャンすることで決済を行う「GOMAJI」、「欧付宝」、「Pi行動銭包」、「街口支付」、「LINE Pay」、及びサービスが始まったばかりの「YAHOO超好付」など、モバイル決済のプラットフォームが存在している。
これら6つのモバイル決済には、3つの大きな共通点がある。1つ目は「Android」と「iOS」のどちらにも対応していること。2つ目は、別途SIMカードとバーチャルクレジットカードを申請したり、電信業者と契約を結んだりする必要がないこと。3つ目は二次元バーコードをスキャンすることで決済が完了すること。