2024/05/19

Taiwan Today

経済

台湾の地酒、海外の品評会で好成績

2016/10/18
行政院農業委員会(日本の農林水産省に相当)農糧署によると、台湾の地酒は今年、ドイツ、ベルギー、フランスの3つの国際的な酒類品評会に参加し、すでに金賞2つ、銀賞4つを獲得している。写真はそのうちの一つ、台湾中部・南投県埔里鎮の農会酒荘が生産するパッションフルーツをベースにした蒸留酒「百里飄香」。(農業委員会農糧署サイトより)

台湾産の地酒が、再び海外で高評価を得ている。このほど、台湾中部・南投県埔里鎮の農会酒荘(農協が経営する酒蔵)が生産するパッションフルーツをベースにした蒸留酒「百里飄香」がドイツで開催された品評会で、台湾中部・台中市霧峰区農会酒荘が生産する清酒「初霧純米大吟醸」がベルギー・ブリュッセルで開催された品評会で、それぞれ金賞を獲得した。

行政院農業委員会(日本の農林水産省に相当)農糧署によると、台湾の地酒は最近、国際的な品評会で欧米や日本の造酒大国と競い、これらに匹敵する活躍を見せている。今年はドイツ、ベルギー、フランスの3つの国際的な酒類品評会に参加し、すでに金賞2つ、銀賞4つを獲得している。

農糧署によると、南投県埔里の農会酒荘が生産する蒸留酒「百里飄香」がドイツの「International Spirits Award」で、台中市霧峰区農会酒荘が生産する清酒「初霧純米大吟醸」がベルギー・ブリュッセルの「Concours Mondial Bruxelles」で、それぞれ金賞を獲得した。

このほか、南投県信義郷農会の梅酒「梅花酔」、ブランデー梅酒「長老説話」と、台中市霧峰区農会酒荘の米焼酎「初霧焼酎」の3つが、それぞれドイツ、ベルギー、フランスの国際品評会で、銀賞4つを獲得している。そのうち「梅花酔」は、ドイツとベルギーの品評会の両方で銀賞を獲得。台湾の地酒産業を国際舞台へ押し上げることに成功した。

農糧署によると、台湾では2008年に初めて地酒を海外の品評会に出品して以来、すでに金賞17と銀賞30を獲得している。台湾の地酒のレベルの高さから、台湾の農村の人々の努力を垣間見ることができる。

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