2024/05/03

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5.129秒、羅珮瑜選手がローラースケートのスラロームで世界新

2016/11/25
国立嘉義高級家事職業学校の羅珮瑜選手(右)はローラースケートの国際大会・スラローム種目に出場し、世界新記録で優勝。左は準優勝の陳貝怡選手。(中央社)

国立嘉義高級家事職業学校(職業高校=台湾中南部・嘉義市)の2年生、羅珮瑜選手と陳貝怡選手はこのほど、タイで開かれたローラースケートの国際大会「2016世界自由式滑輪錦標賽(World Freestyle Roller skating Championships 2016)」に出場、並べられたパイロンをスラロームで通過し、スピードを競う種目で羅選手は1位、陳選手は2位を獲得した。羅選手の記録の5.129秒は女子の世界新記録。

World Freestyle Roller skating Championships 2016は17日から21日まで、タイのバンコクで開催され、33カ国からトップ選手が出場。チャイニーズ・タイペイ(中華民国)のフリースタイル・ローラースケート代表チームはスラロームでスピードを競う種目で金メダル1個、銀メダル2個、銅メダル2個の好成績をあげた。

国立嘉義高級家事職業学校の楊世圳校長によると、羅選手は昨年の大会で5.301秒の世界新記録を出したものの、年初にイタリアの選手が5.290秒でこれを更新、羅選手はこれにくじけず今回の大会で再び世界新記録を叩き出した。

羅珮瑜選手と陳貝怡選手は昨年、イタリアで開催された同大会に出場し、それぞれ優勝と準優勝を果たしており、いずれも国立大学への推薦入学が決まっている。

羅選手によると、優勝・準優勝の争いでは1回目は陳選手が勝り、羅選手は2回目に全力で挑んだ。そして3回目、羅選手は自分がとても速いと感じてはいたが、5.129秒で世界新記録を出したことを知った時には大変驚いたということ。

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