行政院(内閣)主計総処は6日、11月の消費者物価指数(CPI)を発表。11月は10月から0.43%下がったものの、前年同月比では1.97%高く、上昇率は今年4月以降で最大だった。
11月のCPIが前年同月比で1.97%上昇した主な原因は、野菜、果物、水産物、調理食品、肉類及び燃料費が昨年と比べて高かったこと。さらに外食費と水道代などが上昇した。一方でガス代と家庭での電気代が下げられた他、消費者向け電気製品の価格も昨年より低く、物価の上昇を部分的に相殺した。
野菜や果物を除くと、11月のCPIは前年同月比で0.58%の上昇。さらにエネルギーを除いた「コア指数」は同0.84%の上昇だった。