2024/05/05

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経済

故宮南院、「日本美術の粋-東京・九州国立博物館精品展」開幕

2016/12/13
国立故宮博物院と、日本の東京国立博物館及び九州国立博物館が共同開催する特別展「日本美術の粋-東京・九州国立博物館精品展」が、10日から故宮博物院南院(台湾中南部・嘉義県)で開催されている。写真は12日に開催された開幕記者会見であいさつを述べる同院の林正儀院長。(中央社)

中華民国(台湾)の国立故宮博物院と、日本の東京国立博物館及び九州国立博物館が共同開催する特別展「日本美術の粋-東京・九州国立博物館精品展」が、10日から故宮博物院南院(台湾中南部・嘉義県)で開催されている。東京及び九州国立博物館から貸し出された国宝18点、重要文化財44点、重要美術品6点を含む合計151点の収蔵品を展示するもので、日本では前代未聞、最高品質の収蔵品を集めた海外展示となる。台湾にとっても、日本美術の展示としては過去最大規模、最高レベルのものとなる。

展示の内容は「古代の祭祀と人々の暮らし」、「皇権と仏法」、「貴族の世界」、「武家の文化」、「江戸庶民文化の発展と普及」、「伝承と革新」の6つのコーナーから構成され、合計151点の美術品が展示される。時代範囲は縄文時代から20世紀の大正年間まで前後5,000年に及び、参観者は日本美術史を代表する作品の数々を一度に目にすることができる。

展示は2107年3月5日まで。

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