台湾の女子バドミントン選手、タイ・ツーイン(戴資穎)選手が18日、スーパーシリーズ(SS)・ファイナル(UAE・ドバイ)の女子シングルス決勝で韓国の強豪、ソン・ジヒョン(SUNG Ji Hyun)選手を破り、2014年に続いて同大会二度目の優勝を飾った。タイ・ツーイン選手は現在世界ランキング1位。「特に追い求めるものは無い。ただ試合を楽しんでいる」と話した。
タイ・ツーイン選手は、2013年、2014年に続いてスーパーシリーズ・ファイナルの決勝に進出、三度目の決勝戦では21-14、21-13でストレート勝ちして二度目の栄冠を勝ち取った。
試合後のインタビューで、2014年に続くドバイでの優勝に、「ドバイで試合をするのが好きか」と問われたタイ・ツーイン選手は、「ドバイは環境がよく、試合を楽しめる。優勝できてとてもうれしい」と答えた。また、タイ・ツーイン選手にとって今年は実り豊かな1年で、特に世界ランキング1位になったことの感想を聞かれ、「実は特に何かを追い求めているわけではなく、ただ試合を楽しんでいる。観客の応援に感謝する」と話した。
タイ・ツーイン選手は11月末に行なわれたスーパーシリーズの香港オープンではリオデジャネイロ五輪の銀メダリスト、インドのシンドゥ・プサルラ(Pusarla V. Sindhu)選手を破って優勝している。