2024/05/03

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経済

故宮南院、視覚障害者向け音声ガイドが来年1月にスタート

2016/12/20
国立故宮博物院南部院区が、視覚障害者により質の高い体験を届けようと計画した音声ガイドシステムの運用が来年元日に始まる。写真は「児童クリエイティブセンター」で、芸術品を手で触れて形や模様を知ることができる。(国立故宮博物院南部院区提供、中央社)
国立故宮博物院の南部院区(南部分院、台湾中南部・嘉義県太保市)が、視覚障害者により質の高い体験を届けようと計画した音声ガイドシステム(映像説明サービス)の運用が来年元日に始まることに。国立故宮博物院では、視覚障害を持つ人たちも豊かなアジア芸術を体験してくれるよう願っている。
 
国立故宮博物院南部院区によると、フレンドリーで平等な参観環境を実現するため、常設展ホールと児童創意中心(児童クリエイティブセンター)に芸術品に触れて感じられるエリアを設けている他、プロの解説員による音声ガイドシステムを整える。南部院区は、これにより視覚障害者の自主的な参観を奨励するとしている。
 

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