経済部(日本の経産省に相当)は23日、11月の工業生産指数は111.27で、前年同月比で8.83%上昇したと発表した。前年比プラスは4ケ月連続。そのうち製造業生産指数は前年同月比で10.36%の上昇で、7カ月連続で前年同月を上回った。1月から11月までの累計指数は前年比で0.95%の上昇だった。
経済部によると、製造業生産指数が7カ月連続で前年同月を上回った主な原因は、半導体ウェハの受託生産やICパッケージの増加で電子部品が好調だったこと。
今後の展望について経済部は、モバイルデバイスの新製品発売やIoT(モノのインターネット)、カーエレクトロニクスなどでの新興応用技術の広がりが、電子部品の継続的な増産を牽引すると予想している。