2024/05/05

Taiwan Today

経済

南部科学工業園区がタイで交流、新南向政策第一歩踏み出す

2016/12/29
科技部(日本の文部科学省に類似)南部科学工業園区管理局の一行が、タイを訪問して交流を行っている。写真は28日、タイのチュラーロンコーン大学歯学部とMOUを締結し、台湾製医療器材を贈呈した南部科学工業園区管理局の一行。(南部科学工業園区管理局提供、中央社)
南部科学工業園区(南部サイエンスパーク、台湾南部・台南市、高雄市)を管理する科技部(日本の文部科学省に類似)南部科学工業園区管理局の一行が、タイを訪問して交流を行っている。同局は、協力覚書(MOU)の締結や台湾製医療器材の寄贈などを通して、同園区に入居する台湾の医療器材業者による東南アジア市場開拓の第一歩を支援している。同時にこれは、中華民国政府が掲げる「新南向政策」のための新たな1ページにもなる。新南向政策とは東南アジアや南アジアの国々、ニュージーランド、オーストラリアなど18ヶ国との各分野における関係を促進する政策。
 
今回のタイでの交流プログラムでは、現地の著名な流通業者や学校を訪問することになっている。同管理局の林威呈局長は28日、協力覚書(MOU)の締結や台湾製品の寄贈などを通して、同園区に入居する台湾の医療器材業者による東南アジア市場開拓の第一歩を支援していることを明らかにした。今後はより多くの台湾製医療器材をASEAN(東南アジア諸国連合)諸国に輸出し、且つ現地の医療施設と協力し、多くの国々との間で医療器材のサプライチェーンを確立し、技術交流を行うなどして、ウィン・ウィンの関係を作り上げていきたい考え。
 
 

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