クレジットカードのマスターカードによる最新の「財務リテラシー指標調査（The MasterCard Worldwide Index of Financial Literacy）」によると、台湾はアジア太平洋地域における17の市場の中で2位であるばかりでなく、「大中華区（台湾・中国大陸・香港マカオ）」でも5年連続でトップだった。台湾の人たちは「基本的な金銭管理」、「財務計画」、「投資」の面での知識が相当充実していることが示された。
マスターカードが発表した最新の「財務リテラシー指標調査」によれば、アジア太平洋地域の調査対象である17の地区のうち、台湾の総合財務リテラシー指標は71.1で平均値である63.5を大きく上回ったばかりでなく、さらにアジア太平洋地域ではシンガポールの71.3にはわずかに及ばなかったもののそれに次ぐ2位で、「両岸三地（台湾・中国大陸・香港）」では5年連続でトップだった。
財務リテラシー指数を構成する三大要素を詳しく分析すると、台湾の人たちの「基本的な金銭管理」は67.5で、アジア太平洋地域で5位だったが、「財務計画」は81.8で2年連続トップだった。
また、台湾の人たちは投資を大変重視している。「投資」は64.1で、アジア太平洋地域で3位となっており、財テクと投資はすでにサラリーパーソンにとっての必修科目になっていることが見て取れるということ。