2024/05/06

Taiwan Today

経済

主計処、成長率下方修正も国民所得は初の2万ドルへ

2011/08/01
5月の可塑剤事件(食品に使用できない化学薬品の飲料への混入)はスーパーマーケットなどの売り上げに影響したはずだが、GDPは予想を上回る成長に。(中央社)
行政院主計処は7月29日、今年第2四半期の経済成長率及び通年の経済成長率予測などを発表。第2四半期の実質GDP速報値は前年同期比で4.88%成長、5月に予想した4.64%を0.24ポイント上回った。しかし、季節調整後のGDPを前期比年率で見た場合はマイナス3.61%となっており、成長の鈍化が示された。 通年での経済成長率予測値は、5月に予想した5.06%から5.01%へと下方修正。下方修正のうち0.18ポイントは下半期が対象だとしている。また、一人当たりGDPは2万804米ドル、一人当たりGNPは2万1455米ドルと予測。台湾の一人当たりGDPが2万米ドルを超えた場合は初めてとなる。 一方、CPI消費者物価指数上昇率予測値は5月の予測値から0.21ポイント下方修正し、1.89%としている。

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