「世界デザイン首都」は2年に一度、ICSIDが世界の都市の中から選定する。初回の2008年はトリノ(イタリア)、2010年はソウル、2012年はヘルシンキ(フィンランド)が選ばれ、2014年はケープタウン(南アフリカ)、ダブリン(アイルランド)、ビルバオ(スペイン)が候補となっている。
台北市政府は10月24~26日の世界デザイン会議の台北開催を機に、世界デザイン首都への選定を目指す構えだ。同会議の開催権は、候補となった10数カ国の多数の先進都市から勝ち取ったもの。会議では「国際デザインフォーラム」や「2011年台北世界デザイン展」、「新世代による交流ワークショップ」などの各種プログラムを予定。経済部では国内外から世界的なデザイナーや各界の重鎮など3,000人の参加者を見込んでいる。