2024/05/03

Taiwan Today

経済

台北市「2016年世界デザイン首都」目指す

2011/08/05
世界デザイン会議の告知ポスター。このほか日本のグラフィックデザイナー、渡邉勝則さんや永井一正さんのデザインなど計4種のポスターが作成されている。(台湾創意設計中心提供)
経済部工業局は4日、台北市が国際インダストリアルデザイン団体協議会(ICSID)による「2016年世界デザイン首都(World Design Capital)」に選定されることを目指した取り組みを進めることを発表した。同市のデザイン分野における取り組みは、国際デザイン連盟(IDA)設立後初の国際大会、今年10月の世界デザイン会議の開催権獲得に続くもの。実現すれば、韓国・ソウルに続きアジアで2番目の快挙となる。

「世界デザイン首都」は2年に一度、ICSIDが世界の都市の中から選定する。初回の2008年はトリノ(イタリア)、2010年はソウル、2012年はヘルシンキ(フィンランド)が選ばれ、2014年はケープタウン(南アフリカ)、ダブリン(アイルランド)、ビルバオ(スペイン)が候補となっている。

台北市政府は10月24~26日の世界デザイン会議の台北開催を機に、世界デザイン首都への選定を目指す構えだ。同会議の開催権は、候補となった10数カ国の多数の先進都市から勝ち取ったもの。会議では「国際デザインフォーラム」や「2011年台北世界デザイン展」、「新世代による交流ワークショップ」などの各種プログラムを予定。経済部では国内外から世界的なデザイナーや各界の重鎮など3,000人の参加者を見込んでいる。

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