東京の台北文化センターでは、早稲田大学と共同で「台湾文化講座」なども開催している。（台北駐日経済文化代表処サイトより）
行政院文化建設委員会（文建会）の盛治仁主任委員は15日、海外での台湾の文化の紹介を目的とした「文化中心（文化センター）」を、現在の3カ所から来年初頭にさらに3カ所増設、2年以内に計11カ所とする方針を示した。
盛主任委員は文建会の計画として、「台湾書院」を10月に米ヒューストン、ロサンゼルス、ニューヨークに開設するほか、来年1月ごろに海外主要国に文化センター3カ所を設立、その後5カ所で新設すると述べた。
海外での台湾の文化センターは現在、フランス・パリと米ニューヨーク、日本・東京で「台北文化センター」として展開している。昨年の東京での開設はニューヨークでの設立から21年後、パリでの設立から18年後となったが、今後2年で8カ所を集中的に増設する方針だ。
盛主任委員は文化センターについて、「台湾書院」と同様、海外での文化交流という重要な役割を担っていると説明した。