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経済

建国百年の祝賀イベント、ロックオペラが登場

2011/08/18
ロックオペラ『夢想家』の制作を発表する記者会見。蕭万長副総統(右2)や王金平立法院長(左2)も出席した。(中央社)
中華民国建国を記念する国慶節の夜の祝賀イベント「国慶晩会」は、建国百年の今年、ロックオペラ『夢想家(Dreamers)』が上演される。建国百年イベント準備委員会の副主任委員を務める王金平立法院長は17日の記者会見で、今年は歴史をテーマにした舞台となると説明した。 『夢想家』は作曲家の故・陳志遠氏のスコアを、演出家の頼声川氏の脚本・作詞によりロックオペラとして上演する。イベントの総監督を務める頼氏によると、さまざまな演目を集めた従来型のイベントではなく、初の試みとして、清朝末期の武装蜂起「黄花崗起義」の烈士と現代のダンサーを夢見る青年を主役とし、2つの時代で夢を追いかける若者を描く舞台となる。舞台に登場する俳優や歌手、ダンサーは合わせて120人。会場は台中市の円満戸外劇場で、10日と11日の2回の上演となる。 王立法院長は、今年の国慶節は、総統府での午前中の式典、彰化県での花火、ロックオペラの三本立てになると説明した。 準備委員会の主任委員を務める蕭万長副総統は「入念に準備された今年の国慶晩会は、伝統の継承だけでなく、新しい文化を創造するソフトパワーを表現し、革命期の先人たちが描いた夢を思い出してほしい」と述べた。 主催者は『夢想家』について、中華民国の建国を夢見た若者と、現代の若者が好きなロックや演劇を融合させ、世界に向け建国百年の「夢」を表現するものだと説明した。

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