Taiwan Today

経済部の19日発表によると、7月の輸出受注額は前年同月比11.12％増の375億9,000万米ドルだった。前月比は0.61％増、季節調整後は2.13％増だった。 受注内容を製品項目別でみると、情報・通信製品が前年同月比21.79％増の93億9,400万米ドルで最多を占めた。次に電子製品が同0.73％増の84億1,600万米ドル、精密機器などの製品が同5.89％増の33億6,200万米ドルと続いた。 同月の成長を支えたのは主に情報・通信製品で、ハンドヘルドデバイスが好調だったほか、前年同期はノートパソコンの販売が不調だったために、前年比成長幅が拡大した。また、機械製品は前年同月比43.96％増の19億600万米ドルと、景気が安定する中、メーカーの生産拡充による需要に支えられ大きく伸びた。 地域別でみると、最大を占めたのは中国大陸（香港を含む）で、前年同月比6.51％増の96億5,600万米ドル。うち情報・通信製品が2億9,000万米ドル増加し成長額が最大だった。次いで米国が前年同月比16.4％増の87億900万米ドル。3番目は欧州で同22.4％増の65億900万米ドル、4番目は東南アジア諸国連合（ASEAN）主要６カ国で同18.95％増の39億7,400万米ドルだった。5番目の日本は同8.74％減少の36億7,400万米ドルで、3ヶ月連続でASEAN6カ国を下回った。 １～7月累計の輸出受注額は前年同期比10.7％増の2,522億9,200万米ドルに達した。