2024/05/04

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経済

電子回路世界大会が11月に台北で開催

2011/08/22
大会公式ウェブサイトより
三年に一度の電子回路世界大会(ECWC)が11月9日から11日まで台北世界貿易センター南港展覧館で開かれる。第12回目となる今年の大会(ECWC12)では、日本、韓国、インド、欧米諸国、中国大陸および香港の産業協会が電子回路基板の市場と話題の技術を探求する。

主催者の台湾プリント基板協会によると、ECWC12は「クリエイティビティ、チャンレンジ、チェンジ」がテーマ。オープニング講演ではTSMC(台湾積体電路社)の余振華博士、Prismark社の姜旭高氏らが世界のPCB(プリント基板)市場の動向と技術の発展見通しを分析する。

IBMグローバルサプライチェーンマネジメントのJacklin A. Adams氏は、グリーンテクノロジーの電子サプライチェーン戦略について紹介。また、電子回路業界で30年以上の経験を有する専門家、Happy T. Holden氏は、半導体からシステムまで、電子回路産業の将来の全体像を描いてみせる。

企業フォーラムでは国際的なメーカーである欣興電子、聯茂電子、南亜プラスチックおよび華通電脳が招かれ、高速化、グリーンテクノロジー、高精度化、先進的材料、埋め込み及び先進的なPCBの組み立て技術など、新たな製造プロセス技術と応用材料などが議題の焦点となる。

ECWC12が収録する論文数は過去最高。欧米諸国、日本、韓国など11カ国から160件の論文が集まっている。
(2011/08/20 中央社)

公式ウェブサイト
http://www.ecwc12.org/General/

 

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