2024/04/28

Taiwan Today

経済

台北カーフリーデー、10周年迎える

2011/08/23
台北市の公共交通機関の利用率は47%、自転車の利用率も5%を突破した。(中央社)
全国で初めてカーフリーデーを導入した台北市で22日、大台北地区(台北市、新北市)で実施する「2011大台北カーフリーデー」キャンペーンの開始が宣言された。9月17日までの期間中、「二酸化炭素(CO2)を減らし、もっと微笑を」をテーマに、イベントやインターネットを通じ車の使用を控えるよう呼びかける。10年目の今年は、カナダ人で現在は台湾を中心に活躍するエコミュージックの音楽アーティスト、マシュー・リーエンさんをイメージキャラクターに起用し、郝龍斌台北市長らと、CO2削減を訴える。 都市で自動車を使わないことで、環境と車の使い方について考えるカーフリーデーは欧州で始まった。10年前に導入した台北市は「ヨーロピアン・モビリティ・ウィーク」のメンバー都市にもなっており、ユニークな「5284(我愛巴士=アイ・ラブ・バス)」キャンペーンが同組織に評価を受けている。今年はカーフリーデーの呼び掛け人、エリック・ブリトン氏も訪台し、イベントに参加する。 期間中にはインターネットで「ホッキョクグマを救え」と題し、参加者が生活で削減したCO2排出量を累計、どれだけ削減できたかを、地球の気温上昇で生存が脅かされるホッキョクグマの立場に立って知ってもらうキャンペーンなどを行う。最終日には大安森林公園でフリーマーケットのほか、マシュー・リーエンさんらによる、電力を極力使用しないアンプラグドのコンサートが開催される。

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