2024/05/03

Taiwan Today

経済

台湾のネット普及率は70%でアジア4位

2011/08/31
台湾のインターネット普及率は70%でアジアで4位。2000年から急速に普及が進んだ。(中央社ニュースサイトより)
行政院経済建設委員会は30日、国際的なマーケティング組織、Miniwattsマーケティンググループが今年6月末に行った調査によると、台湾のインターネット使用人口は、2000年の626万人から2011年には1615万人へと約2.6倍に成長したと指摘した。ネット普及率も28.1%から70.0%へと上昇し、地域別の平均普及率と比べた場合はオセアニア(オーストラリア含む)の60.1%を抜き、北米の78.3%に劣るのみ。アジアでは韓国の80.9%、日本の78.4%、シンガポールの77.2%に次ぐ4位だった。 また、WEF(世界経済フォーラム)が今年4月に発表した、「2011年インターネット整備状況評定」の順位では、対象となった138カ国のうち、中華民国(台湾)は前年から5位上昇の世界6位、アジア2位で過去最高を記録した。そのうち、「企業のインターネット使用状況」では世界1位だった。財団法人資訊工業策進会FINDが7月に公表した調査資料では、今年3月の時点で、台湾の商用インターネットユーザー数は2555万件で、2007年の1725万件から3年あまりで48.1%成長した。 経済部商業司による2010年度国内B2C(企業と個人消費者間の取引)電子商取引調査研究報告も、2010年における台湾の電子商取引の市場規模は2596億台湾元(約6845億日本円)で、2009年の2076億台湾元(約5473億日本円)から27%成長、2011年は26.5%成長の3256億台湾元(約8585億日本円)へ、2012年には4070億台湾元(約1兆731億日本円)に達すると予想している。

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