2024/04/30

Taiwan Today

経済

アングレーム国際漫画祭、台湾がアジアのテーマ国に

2011/08/31
台湾が初めて団体として参加した今年1月のアングレーム国際漫画祭。(中央社ニュースサイトより)
行政院新聞局は30日、フランス西部のシャラント県で来年1月26~29日に開催されるアングレーム国際漫画祭に、アジアのテーマ国として正式に招待されたことを発表した。展示スペースは会場の中でも目立つ位置の約300平方メートルを主催者側が確保しており、「台湾館」を設置して台湾の漫画を世界にアピールする。また、期間中には「台湾デー」や、記者会見、座談会など一連のイベント開催を計画している。 新聞局は国際的な漫画祭の出展に向け、プロジェクトチームを立ち上げ取り組んでいる。国際漫画祭に参加することで、台湾の漫画作品を国際市場にアピールできるため、出展に向け国内の作家や出版社の意見をまとめた上で、呉敦義行政院長の全面的な支持のもと、新聞局のリソースを統合しながら主催者と交渉を重ねた。同局は今後、漫画界と協力して出展準備作業を進めていく。 アングレーム国際漫画祭は1974年から毎年1月に開催され、来年で39回目。入場者は一般のファン30万人、業界関係者7,000人以上と、欧州で最も歴史が古く、最大級の漫画祭で、漫画におけるカンヌと称されるほど権威を持つ。 このほか新聞局は、今年10月に同じくフランスで開催される、シャンベリー国際漫画祭へのテーマ国としての参加準備を進めている。10数名の漫画家の参加が決定しているという。

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