2024/05/07

Taiwan Today

経済

21日からテレビフェス、20億元超の商談成立に期待

2011/09/07
行政院新聞局の楊永明局長(中央)は6日、第8回台北テレビフェスティバルをPRする記者会見を。今年は過去最大規模になるという。(中央社)
第8回台北テレビフェスティバルは「視覚の交流、驚嘆の未来へ」がテーマ。主催者の行政院新聞局は6日、台北国際コンベンションセンターで関連活動のスタートを宣言した。楊永明新聞局長によると、参加企業は過去最高の84社、テレビ放送関係者2000人が集まるものと見られている。 中華民国(台湾)では来年7月、アナログ放送を終了し、高画質のデジタル放送時代に入る。このため、新聞局では2012年から2013年にかけて、台湾自製の高画質の映画やテレビ番組に対する補助を強化、台湾の業者が世界の市場で競争力を高められるようサポートしていく。 台湾におけるテレビ放送の生産額は年間で1000億台湾元(約2650億日本円)以上。今年、新聞局の協力で業者は10個の国際的なテレビ番組見本市に参加する予定で、すでに終了した5個の商談会で1876時間を販売した。金額にして2億6000万台湾元(約6億9000万日本円)。通年での海外への販売時間は3000時間以上と見込まれている。 昨年のテレビフェスで商談が成立した金額は18億5300万台湾元(約49億日本円)。今年は中国大陸や香港をはじめ、欧米、アジア、オーストラリアなどから多くの企業が参加、特にフランスとメキシコ、インドからの参加は初めて。また、ハンガリーの公共メディア基金会も同国の二大国営メディアを率いて訪台、台湾の公共テレビと、合作の可能性について話し合うという。ペルーの華僑プロデューサーも参加することになっており、イベントを通じて、20億台湾元(約53億日本円)以上の商談成立が期待される。 台北テレビフェスティバルは21日から23日まで台北市内のグランドホテル(円山大飯店)で行われる。3日間の開催期間中、国際テレビフォーラム、映像基地プロモーション、国際デジタルコンテンツ展などが行われる。

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