2024/05/04

Taiwan Today

経済

第6回台湾国際民族誌映画祭、10月に開催

2011/09/13
2011台湾国際民族誌映画祭のポスター。(同映画祭公式ウェブサイトより)
第6回台湾国際民族誌映画祭が10月7日から11日まで、台北市内で開かれる。主催は台湾民族誌影像学会で、中央研究院民俗学研究所博物館などが協力する。国際民族誌映画祭は台湾における初めての「民族史映画祭」であり、アジアでの快挙でもある。 同映画祭は二年に一度開催。過去のテーマは2001年の第一回から、「島嶼連線」、「移動の物語」、「家の変奏」、「地元の主張」、「身体と魂」と続き、今年は「試練と再生」。エスニックグループ、社会文化、人々の生活など、様々な面での思考と挑戦に関わるテーマがつなげられてきた。 今年の映画祭には台湾の監督による作品10本、海外からの作品25本が参加。オープニング作品は海外特集監督のRobert Lemelson監督による『鳥舞足蹈(The Bird Dancer)』と台湾の潘朝成(木枝・籠爻)監督の『収蔵的平埔記憶』。クロージング作品は『重返憂鬱的熱帯』。フランスとブラジルで好評を得た作品で、Marcelo Fortaleza監督は著名な人類学者のレヴィ=ストロースのアマゾン流域での実地調査から出発し、社会の基礎的組織に対する人類の信念を見直させる。 台湾の特集監督、龍男・以撒克・凡亞思は、『海洋熱』と『很久沒有敬我了你』でこの映画祭にノミネートされている。 台湾国際民族誌映画祭は台北の真善美戯院(映画館)で行われ、前売り券は100台湾元(約265日本円)。当日券は130台湾元(約340日本円)。全作品見られるフリーパスは前売りが1500台湾元(約3930日本円)。開幕後は1800台湾元(約4700日本円)。フリーパスには記念品が付く。また、6作品を選んで鑑賞する場合は1割5分引きとなる。

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