2024/05/05

Taiwan Today

経済

台北世界デザイン博覧会30日から開催、世界初のジャンル横断展示

2011/09/21
台湾のファッションデザイナー洪麗芬(Sophie Hong)氏(左)の衣装をまとった台湾の伝統人形劇「布袋戯」の人形。ほかにも斬新な作品が多く出展される。(中央社)
経済部と台北市政府の主催による「2011台北世界デザイン博覧会」が、9月30日から開催される。展示面積は3会場1万4,200坪、6,000点もの作品展示を予定し、実際の運営を担う台湾創意設計中心(台湾デザインセンター)によると、世界で初めてのジャンル横断的なデザイン展になるという。

展示は9月30日から松山文創園区、10月22日から台北世界貿易センター1号館および南港展覧館で行われ、3会場とも10月30日まで。入場料は無料で、会場にはガイドを配置している。期間中は毎日、数量限定でデザイン展記念のミネラルウォーターが配布される。

南港展覧館は、企業エリア、団体エリア、感動エリア、デジタルエリア、台湾海峡両岸エリアなど5つのエリアに分かれ、企業や政府機関、国際的なデザイン団体が参加、世界のデザインの最先端の動向を知ることができる。企業では台湾初の高級自動車ブランドLUXGEN(納智捷)や、3つのデザイン賞を受賞した、IT製品企業グループの明基友達集団など、58社が出展。さらに陶器「FRANZ(法藍瓷)」やガラス工芸「琉園」から、トヨタの日本館や無印良品まで、斬新な企業のアイディアに触れることができる。海外からも、日本デザイン振興会(JDP)や日本グラフィックデザイナー協会(JAGDA)など13カ国から出展する。

同博覧会については、公式サイトでアクセスや基本情報を紹介している。http://www.2011designexpo.com.tw/(中国語・英語)。また交流サイト(SNS)フェイスブックでも公式ファンページを設け、最新情報を随時更新している。

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