2024/05/04

Taiwan Today

経済

台湾映画2作品の上映決定、10月の東京国際映画祭

2011/09/22
『運命の死化粧師』が初の長編作品となった連奕琦監督は、2008年の大ヒット映画『海角七号』で助監督を務めた。(台中市政府新聞局サイトより)
10月22日~30日に開催される第24回東京国際映画祭(TIFF)は、アジア圏(中東含む)で制作された作品の中から優れた作品を上映する部門「アジアの風」で、台湾映画2作品を上映する。同部門はアジア映画の発展を支援する目的で、台湾2作品を含む全18作品から賞金1万米ドルの「最優秀アジア映画賞」を審査委員会より選出する予定だ。 「アジアの風」部門で上映される台湾映画は、人気若手作家の九把刀氏が自伝的作品を映画化した同氏の初監督作品『あの頃、君を追いかけた(那些年,我們一起追的女孩)』と、人気モデルから女優に転身した隋棠(ソニア・スイ)の初主演映画となったサスペンス『運命の死化粧師(命運化妝師)』の2作品。2作品とも行政院新聞局が制作を補助している。 コンペティション部門は975本のエントリーから15本が選出され、英国や米国、トルコ、メキシコなど各国の作品がノミネート、日本映画は『キツツキと雨』1本のみとなった。中国語圏からは、18歳のとき台湾でデビュー、現在は香港などで活躍するマレーシア出身の女優、李心潔(アンジェリカ・リー)が主演した香港映画『夢遊 スリープウォーカー』がノミネートされている。

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